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懐かしのTV2
その昔の海外ドラマの記憶といえば、カラー化された以降は「わんぱくフリッパー」とか「0011 ナポレオン・ソロ」とか「スパイ大作戦」、「奥様は魔女」が記憶にあるところだ。
テレビ小僧だった私はもちろん熱中してそれらを観ていた。
「わんぱくフリッパー」は、イルカが主人公のTVドラマであった。
今のどこぞのアニメのように、イルカが人間の声でしゃっべったりはしない。
一部だけ人間の声とかいうことではなく、いつも「キッ・キッ・キッ」とか「ケッ・ケッ・ケッ」としかいわないのである。
イルカだから当然ではある。普通動物はしゃべらない。だがそれでもドラマは成立していた。
主人公のフリッパーは、尾っぽで立ち上がってバックしながら喜こんでみせるという、毎回お約束のエンディングが売りであった。
「0011 ナポレオン・ソロ」は、お色気+コメディ+アクションといった典型的スパイドラマだ。登場する女性もセクシーで男性を引きつけたが、主人公役のロバート・ボーンは紳士系の魅力で、もう一人のデビット・マッカラムはおぼっちゃま系の風貌で女性を引きつけた。
それに較べて「スパイ大作戦」は、風貌がどうとかいうことではく、緻密な設定や俳優陣の演技で人気だった。どちらかといえば、当時の私はこの「スパイ大作戦」のほうが好きであった。「ナポレオン・ソロ」は、中身がなあという感じだったのである。
「奥様は魔女」はいうまでもなく、完全コメディ系だ。
私はどういうわけだか、「奥様は魔女」といわれるとなぜか「世界の料理ショー」を思い出す。「奥様は魔女」が終わると、「世界の料理ショー」だったからだ(わかってんじゃん)。

その後、家族で観られる海外ドラマは「刑事コロンボ」と「警部マクロード」になっていく。
この間、思い切り間があいているが、このミッシングリングには例の「ローハイド」とかが入るのである。
「刑事コロンボ」は、ピーター・フォークのあのとぼけた演技が有名でだが、私のコレクションは、「逆転の構図」、「歌声の消えた海」、「忘れられたスター」、「闘牛士の栄光」、「祝砲の挽歌」、「魔術師の幻想」、「殺しの序曲」といったろころか。
「殺しの序曲」は、よくコロンボサイトとかでボロボロに評されているが、私は好きだ。
「警部マクロード」は破壊警官デニス・ウィーバーのアクション系コメディドラマである。
デニス・ウィーバーのサン・マクロード役は宍戸錠氏が、クリフォード部長は加藤武さんが演じられていた。
私はクリフォード部長のほかに、刑事のシムズが好きだったが、誠実警官だった彼は劇中で汚職警官となって殺されてしまうのであった。うーむ、残念。
マクロードの友人ブロードハースト(本人はかなり嫌がっていたが、いざとなると断り切れない優柔不断な面がある)が部長代理をすると、いつも市警本部がメチャクチャになってしまう、この「市警本部最悪の日」「市警本部大攻防戦」などのコレクションがあり、爆笑傑作だ。

あまりサイトなどでも取り上げられないが、なにゆえ「華麗な探偵 ピート&マック」や「ロックフォードの事件メモ」などが取り上げられないのであろうか。
勉強大嫌い、テレビ大好き少年だった私は、これらに凝りに凝った。
だが再放送されそうな、気配すらない。
どちらもコメディタッチあり、シリアススリリングタッチありで再放送に充分耐えられる(というかそれ以上の)作品だと思うのであるが...
「ロックフォードの事件メモ」は、ジェームズ・ガーナーの三枚目探偵が売りで、名古屋章さんが声を当てられていた。2枚目キャラが当たり前の当時、このキャラクターが大好きだった。
ジリ・ジリン。「はい、私立探偵ロックフォード。お名前とご用件をどうぞ、ご返事は後ほど」という留守電で始まるオープニングコントを、毎回期待してみていた。
その後、「S.W.A.T」が本格シリアスポリスドラマとして登場した。
もちろんシリアスもの大好き人間の私は、これに飛びついて観ていた。
ポリスドラマはそのあと、なぜかコメディ系となって「白バイ野郎ジョン&パンチ」になる。
第2シーズンくらいまではノリもよく、よく見ていたような気がする。
警察ものといえば、サイト等ではあまり人気がないようだが、これを引き継いだような「パトカーアダム30」も好きだった。どちらかというと、他の警察ものより好きかもしれない。
「スタートレック」の"ウイリアム・シャトナー"が主演しているが、いま「スピンシティ」とかでセクシー&嫌み系として売っている"ヘザー・ロックリア"の初々しい姿が見られる(ステイシー・シェリダン役)作品である。彼女の警官ものとして観るとハズレる。
ポリスドラマや検事ドラマの成長の頂点として、「犯罪捜査官 ネイビーファイル」があるのは明白である(ホントかな)。
色々な事情で制作放送局が変わり、主人公「ハーモン」と「チェグウィデン」以外はいなくなってしまったが、私は第1シーズンの「メグ」(トレイシー・ニーダム)が好きだった。
「マック」も魅力的だし、最近「ハーモン」と「マック」が大接近しているようだけど、二人は結ばれるのであろうか? この頃観ていないので、よくわからないのである。
もうすでに結ばれているのかもしれない。

つまり最近の一押しということでは、上記の「犯罪捜査官 ネイビーファイル」と「スピン・シティ」というところなのであるが、「スピン・シティ」のほうはマイケル・J・フォックスが退いてチャーリー・シーンに替わってしまった。
チャーリー・シーンもいけるが、マイケル・J・フォックスの「スピン・シティ」を第1話から再放送してほしいところだ。
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