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USBメモリ
フラッシュメモリプレイヤーが大流行のようだ。
だが、私にはチョット今更といった感がある。
そのフラッシュメモリプレイヤー、私は3台目なのである。
最初の1台目にケチが付いたため、いまは2台しか所持していないのだが、この最初の一台目は、メディアを認識しない、メディアをフォーマットできない、ワウが出るなど、店頭で試聴したヤツと違って、さんざんなヤツであった。
2台目はCREATIVEのNOMADUであった。両脇の角を面取りして丸めてあり、フィーリングも申し分なかったし、音質的に非常によかった。
液晶に漢字表示は出来なかったが、苦にはならなかった。
再生曲数を増やしたくて、64Kメモリを128Kしたのだが、64Kまでしか認識ないことが判明したことが、3台目を購入しUSBメモリカードにハマルきっかけになった。
使わないメモリカードの用途が問題になったのだが、結局USBメモリにしたのである。
大容量でフロッピィディスクのかわりになる、モバイルメディアが前から欲しかった。
だがメモリカードリーダーの値段は、お金のない私には大問題であった。
安いヤツでも3000円はするが、それなら新品の32MUSBメモリが買えるではないか。
そうして見つけたのは、980円のサンワサプライ製モバイルメモリカードリーダーだった。
USBコネクタをクルッと回転させて、使用時にだけケースの外に出すことが出来る。
携帯に非常に便利だ。
しかし、この便利さが理解できた私は、結局コンパクトなUSBメモリを購入した。
各種のセキュリティソフトを併用して使いたかったのである。
そこで一番コンパクトなSONY製USBメモリ−128Mバイトを買った。
ポイントは、サイズが小さくてキーホルダーにつけも違和感がないこと、特定領域をパスワードでデータ保護できることであった。
こいつはよかった。大きさが実に手頃なのである。データ保護ができる点もよかった。
だが、致命的な欠点があったのである。
買ってから数週間後、キーホルダーにつけていたそいつは、ホルダーリングをつけていた部分がゴッソリと取れてしまった。ホルダーがあまりに回りすぎて、もげてしまったのであった。
気に入っていたので、よっぽどメーカーに作りを直させようかと思ったのだが、何週間かかるか見当もつかない。涙を飲んで、別のメーカーものに交換させた。
それが、現在使用しているアイ・オーの"Easy Disk Platinum"である。
用心に用心を重ね、ホルダー部分にホルダーリングをつけることは避けた。
メーカーも分かっているのか、ホルダーはケースに開けられた穴を横に渡すだけの金属製バーになっており、はじめから使用形態を想定して糸状のストラップが付属していた。
領域分割、領域データ保護、データ分割、データ更新、PCロックなど、様々なユーティリティがついている。
特にデータ更新ツールは使える。これ単体で売りに出しても売れるのではないかというくらいのものだ。
ウィンドウズのブリーフケースのようなデータ更新ツールだが、こっちの方が圧倒的に優秀で、PCとUSBメモリのどちらが最新なのか調べて、PC側を最新の状態にしてくれる。
各ファイルのどちら側が残されるのかを、一覧形式で表示してくれる点も素晴らしい。
これだけのユーティリティがあれば、セキュリティツールを別途購入する必要はないだろう。
ただし残念なことに、こいつは信じられないくらいの大きい。体積比で、SONYのUSBメモリの2倍以上は確実にある。
この大きさの使い勝手を心配してか、余計なお世話なことにアクセサリーとして巨大なアクセスランプがついている。通常の現在アクセスしてますピカピカLEDではなく、アクセスしていないときにスーッと明るくなったり、暗くなったりするハートビート付きだ。
だが、「こんなものつけるくらいなら、小さくしろよッ!」と、叫びたくなるような代物だ。
最近マイナーチェンジされたようだが、体積は小さくなっていないようにも見える。
メーカーには、使えるユーティリティを減らさずにアクセスランプを小さくして、最低でも現在の体積の2/3以下を目指していただきたい。1/2以下にできれば、更にのぞましい。
最近のUSBメモリは、セキュリティツールを全く付属させないで、極力安く、極力小さく作ることが流行っているようだが(メモリコア部分はタダみたいに製造費が安くなったようなので、当然かもしれないが)、USBメモリにセキュリティツールは必須アイテムになるだろう。
USBメモリのセキュリティは、大々的に取り上げられることが少ないようだが、重要な問題なはずだ。
私はセキュリティツールなしでUSBメモリを使う気にはならない。
最低でも、"キチッと秘密 メディアロック"と"カチャッとUSB パソコンロック"は必要だろう。
ただし、"カチャッとUSB パソコンロック"の方はフリーソフトで代替えできるかもしれない。USBメモリを買って、これらのソフトを購入するとなると、やはりアイ・オーの"Easy Disk Platinum"程度の出費は覚悟しなくてはならない。
トータルすると、アイ・オーの"Easy Disk Platinum"以上の出費になるはずだ。
問題はやはりサイズである。アイ・オー社には、物理サイズを是非に再考していただきたい。
結論をいうと、コンパクトなUSBメモリを使いたいなら、セキュリティは別購入しかない。
ちなみに最初のメモリカードリーダーのケースには、ダイエー88円フロッピィの付属ケースがピッタリだったのだが、消費税内税で価格変更になったおり販売中止になってしまった。
その後どういうわけか、100円フロッピィはどのメーカーのものも2枚で100円となり、ケースも付属しなくなった。そのせいで、よほど売れなくなったのであろう。
あまりにも高値になった100円フロッピィは、いま現在3枚100円に戻っている。
いま30円もあれば、量販店でもCD−R1枚が楽に手に入る。
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